コールマンランタン286A
2013.6.9
さすがに、20年以上も使っていて、メンテナンスゼロということもあり、燃焼が安定しないというのと、圧が抜けるというのがありまして、メンテナンスすることにしました。
で、何をやるかというと、

ジェネレーターとポンプカップ
の交換ですね。はたして、ジェネレーターの交換で改善するんでしょうか。

コールマンランタンのケース

コールマンランタン286A
これを分解するんですが、初めてなんですよね。ネットやら、マニュアルやら見て、やることにしました。

まずはガラスグローブとベンチレーターを外す

ここから分解を開始

ヒートシールドを止めているリングをずらす

ヒートシールドを抜いたところ
結構、汚れてますが、気にせず継続。ここで、右側のジェネレーターの下にナットが2つあります。このナットの下側(フレームナット)をゆるめ、Uクリップを抜きます。

Uクリップを抜いたところ
結構、固まって、取れないかと思ったんですが、マルチツール(Leatherman)のマイナスドライバーの先端で押して、何とか抜けました。
そうすると、バーナー一式がそのまま抜けて取れます。

バーナー一式を抜き取ったところ
さすがに、20年以上も何もしていなかったんで、虫の死骸がいっぱい入っておりました。それを奇麗に掃除して、ジェネレーターを止めているナット(ジャムナット)を緩めて、ジェネレーターを抜き取ります。

ジェネレーターを外したところ
次に、ポンプカップを外します。

ポンプカップを外したところ
ポンプカップの外し方は、それ程難しくはありません。(タイプが2種類ありますが、ネットで調べるとすぐにわかります)
で、ポンプカップの交換ですが、ポンプカップを止めているブッシュオンナットというのがあります。これは無理矢理外せば取れるんですが、再利用するなら慎重に外したほうがいいですね。
私は、面倒なので、再利用を考えずに、ブッシュオンナット付きのポンプカップを購入しました。
で、

ポンプカップと専用のオイル(リュブリカント)
このオイルをポンプカップにつけて、ポンプカップを取り付けた後から、オイル注入の穴から、オイルを注入。
組み立ては、分解の逆をやれば、OKです。
注意は、ジェネレーターの取り付けですね。クリーニングロッドを引っ掛けるところを間違いなくすることですね。もちろん、先端の細いところは触らないように!
で、点火テストを行いました。

点火テスト
最初は、炎が安定せず、ダメかと思ったんですが、そのうち安定しだしました。圧もどうやら抜けていないようです。まあ、次のキャンプ(2013/7/30の予定)のときに、結果はわかりますね。
それから、分解するときには、専用のレンチとかありますが、まあ、必要ありませんでした。使ったのは、

ラジオペンチ、モンキーレンチ、Leathermanマルチツール
です。モンキーレンチはあまり大きいのは2つのナットの距離が近いので、NGですね。
以上、2時間程度で終了しました。まあ、比較的簡単でしたね。これからは、シーズンが終わったら、分解掃除ぐらいしますかね。